2011年10月09日

親子傍聴の感想


 8月25日に開かれた夏休み親子傍聴の感想です。

お子さん達の感想

今日の傍聴であなたの裁判(または裁判所)に対する
イメージは変わりましたか?

・変わった。検察官の早口に驚いた。
・変わった点。時間が意外と短かった。変わらなかっ
 た点。裁判官が黒いアレを着ていた。
・もっとたくさん人がいて、もっとかしこまったもの
 だと思っていた。今日のところは、せまくて今日は
 思ったよりはあっさりしていた。
・被告人があまりしゃべらなかったので少し意外だっ
 た。
・さいばんは近いところから傍聴できないと思ってい
 たが、近いところから見たり聞いたりできたので、
 そのようなことでイメージがかわりました。
・変わった点。その日に判決が下されると思っていた
 のが、そうでなかった点。裁判長が一人しかいなかっ
 た点。変わらなかった点。けい事さんと弁護士さん
 が交ごにしゃべっていた点。
・検察官が思ったより早口だった。

親御さんの感想

・裁判というものが開かれたものであるということ。
 裁判員制度になってから変わったのでしょうか。
・時間がかかるのかなと思いましたが、短い時間で終
 わってあっけなかったかなと思いました。
・裁判官が検察官、弁護人のことば一つ一つを丁寧に
 くみ取り追求するスピードに驚きました。一言一句
 おろそかにできない厳しさを感じました。
・思った以上に緊張しました。
・もっと堅いイメージがありましたが、裁判官の方も
 普通に会話をされていて柔らかいイメージに変わり
 ました。


その他裁判を傍聴して気づいたことをお書きください。

お子さんの感想

・弁護士の役割はとても重要でえん罪だけでなく家族
 のいる加害者の方にとって大切だと思いました。
・初めて傍聴したがおもしろかった。
・検察側のひとがペラ〜〜〜って、すっごくしゃべり
 が速かったからビックリした!!
・初めての傍聴だったので、よいけいけんになった。
 最後のしつもんの時間を設けてくれたくさんのこと
 が分かってよかった。せつめいがわかりやすくてよ
 かった。
・裁判官がけっこう確認していたのが意外だった。
・本当のさいばんを身近にみれて勉強になりました。
・裁判は意外と静かだった。

親御さんの感想

・良い経験になった。
・やはり重みを感じます。興味本位では傍聴してはな
 らないと思いました。それなりの意識をもって座っ
 ていなくてはと思います。また、被告はよいと言わ
 れるまでは発言できませんが、その場にいる中で検
 察・弁護人がそれぞれの力を戦わせることにすごい
 と思いました。ひとりの検察官と裁判官が複数の事
 件をもっているのは初めて知りました。
・最後に弁護士について話してもらったことが良かっ
 たです。
・被告人の個人情報がずいぶんと公にされてしまうこ
 とに驚きました。


近年導入された裁判員制度についてどう思いますか。

お子さん達の感想

・私はあまりよくないと思います。
・将来大人になったらぜひ参加したいと思う。
・よくわからない!!!!!!!!
・とても良いと思う。これからも続けていいて欲しい。
・みんながさいばんを感じることができるから、どん
 どん続けてほしいです。
・一般の人の意見を聞けるのは被害者、犯罪人のどち
 らの立場に立つことができる人の意見を聞けること
 になるので良いことだった。しかし、裁判員に選ば
 れた人は思い責任を背負わなければならないので、
 そこはマイナス。
・一般市民もいっしょに考えるということは良いと思
 います。

親御さんの感想

・基本的には賛成だが、量刑の判断までしなければな
 らないのはどうかと思う。一度傍聴してみたい。
・罪の重さを知るいい機会だと思います。普通に暮ら
 していたら知らないことを知ることができるから私
 は選ばれたらやってみたいです。
・裁判員に選ばれた人が重い事件と向き合って悩んだ
 り喜んだり苦しんだりしているのを新聞で読むと人
 の人生に介入することの責任の重さを感じると共に
 裁判というものをいろいろな人が考えるきっかけに
 なることはよい(必要)なことだと思います。
・勉強する必要があると思いました。
・傍聴したことで裁判が身近に感じられるようになり
 ましたので、一度やってみても良いかと思います。
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2011年02月21日

2月18日の裁判員裁判の判決

2月18日の裁判員裁判の判決は、
被告人を懲役6年に処す。
未決勾留日数中210日を刑に算入する。
との内容のものでした。
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2011年02月16日

16日裁判員裁判報告

本日の裁判員裁判についてです。



今日は証人尋問から始まりました。



証人は被告人の元妻の方でした。


年齢は36歳でパートをしている方です。



弁護人から,

・被告人は反省していると思うか?
→被告人から貰った手紙から,初めは意志が弱いと思ったが,次第に反省している様子が感じ取れた。

・なぜ被告人はこのような事件を起こしたと思うか?
→結婚・出産と状況が変わりすぎたから。

・被害者への損害をどのように賠償したか?
→パートや子供手当てから。

・被害金も受け取ってくれない被害者に対してどういう気持ちか?
→申し訳ない。



検察から,

・被告はどれくらいの頻度で仕事をしていたか?
→ほぼ毎日。

・生活費を家に入れてくれない理由を聞いたか?
→被告人から会社の入金の手違い等で給料をもらえなかったと聞いた。半信半疑だった。

・離婚した際,どうだったか?
→本人は離婚したくないと言っていた。しかし,子供手当て等生活費を貰うため離婚するように説得した。

・被告人が出所したらどうするか?
→一緒に暮らす。



裁判所から

・(裁判員より)被告人との言葉によるコミュニケーションはきちんと取れていたか?
→できていた。
(裁判長より補足)言葉より手をだして暴力を振るうようなことは無かったかという趣旨
→無かった。

・(裁判員より)出所後,周囲からの監視が必要だがどうするのか?
→仕事について詳しく知らなかったので,今度はきちんと把握しておく。祖母等の家族も監視に気遣う。

・(裁判官より)妊娠が分かったとき被告人は何と言ったか?
→生んでいい。

・(裁判官より)家出後どうしたか知っているか?
→知らない。

・(裁判官より)以前被告は誰と同居していたか?
→被告の祖母。

・(裁判官より)生活費はどうしていたか?
→貯金から。

・(裁判官より)今回の事件の睡眠薬は強力な物で通常手に入らないがどこで入手したか知っているか?
→被告人と同居していたうつ病の女性の薬だと検察官から聞いた。

・(裁判官より)同居していた女性のことを知っているか?
→知っている。裁判を傍聴して知った。

・(裁判官より)それでも一緒に暮らすか?
→娘もいるし暮らす。






その後,被告人尋問が弁護側と検察側から行われました。

内容は被告人の生い立ちから中学時代,すし屋で仕事をしていた頃,新聞屋で働いていた頃,ボーイをしていた頃,お弁当屋で働いていた頃,証人の方との出会い,子供について,今後どうするか等。長々と続きました。

そして, 検察官の論告,被告人及び弁護人の意見の陳述が行われ証拠調べ終了後の手続が終了して今日の裁判は終わりました。




次回の予定についてです。

今日で証拠調べ終了後の手続まで終わったので,明日17日は評議のためこの事件の裁判員裁判はありません

次回は18日午後3時から725法廷で判決言渡しです。

予定の空いている方は見に来てください。
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2011年02月15日

2月15日裁判員裁判の感想 明日以降の予定

まず初めに,今後裁判所に質問しようとしていた事について。

今回の裁判員裁判を傍聴して気が付いた点は,

・やはり,スーツ・Yシャツ・ネクタイ・スリッパをしていた。

・裁判員の男女の座席は別れていなかった。傍聴席から見て女女男男男女という席順だった。

・裁判長だけが先に入廷はしなかった。

以上です。



次に本日,傍聴した裁判について。


○3つの窃盗を起こした事件で,本日は冒頭陳述と検察の証拠調べ手続きが行われました。


第1事件

9月26日新宿のホテルにて女性Aから現金8万円と携帯2台を盗んだ窃盗事件。


第2事件

12月13日新宿のホテルにて女性Bをから現金3万5千円程度と財布を盗み,取り返されることを防ぐため,ベットで馬乗りになり暴行した強盗致傷事件。


第3事件

2月3日埼玉のホテルにて女性Cを昏睡させ5千円と財布を盗んだ昏睡強盗事件。



○冒頭陳述

・検察側

 事実の概要については被告人は認めていて,争点は量刑である。

 被告人の人物像は20歳で兄弟がいなく,去年の4月ごろから無職である。結婚し長女が生まれ,離婚した後,出会い系サイトで知り合った生活保護を受けている女性と同棲している。

 犯行後の状況は生活費に困っており,2月下旬には同様の事件を起こしている。

 情状については,犯行が卑劣であり,犯行態様が悪質で,被害者も心に傷を負い,動機に酌量の余地が無く,常習的犯行の一環で,再犯の恐れが高いと陳述していました。

・弁護人側

 被告人がどのような人物か,何故このような事件を起こしたか,同じ事を繰り返す可能性があるかについて陳述していました。


○次に,裁判員裁判なので公判前整理手続きでどのような話がなされたかが伝えられました。


○そして検察官の証拠調べ手続きへと移りました。

 証拠調べ手続きではモニターに証拠が写されますが,被害者が写っている写真はモニターには写されず,パソコンのモニターのみに写され,傍聴席からは見れませんでした。


 第1事件について捜査報告がなされ,Aさんの供述調書が朗読されました。具体的には1被害にあうまでの経緯,2被害にあった状況,3Aさんの被害感情 についてです。

 第2事件についても捜査報告がなされ,Bさんの供述調書が朗読されました。具体的には1被害にあうまでの経緯,2被害にあった状況,3Bさんの被害感情 についてです。

 第3事件についても捜査報告がなされ,Cさんの供述調書が朗読されました。具体的には1被害にあうまでの経緯,2被害にあった状況,3Cさんの被害感情 についてです。


 そして被告人の元妻の供述調書が朗読されました。具体的には1被告人と結婚し,その後離婚した事,2被告人の生活状況 についてです。


 次に犯行当時,被告人と交際していた女性の供述調書が朗読されました。具体的には1被告人と知り合った経緯,2被告人の生活状況 です。


 最後にBさんの意見陳述が実施されなくなった経緯が述べられ,今日の裁判は終わりました。


○明日の予定

明日は午前10時からおそらく同じ法廷で裁判が行われます。

是非,皆さん来てください。
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2010年07月16日

「7月定例傍聴の感想〜ぷらす」の訂正

 「7月定例傍聴の感想〜ぷらす」の中で、
     
     「70代位の女性の被告人が、娘さんを
      刺してしまった」

と報告させて頂いた事件の中で、
     
     「明日、明後日で、5人の尋問をして、
      明後日(7月14日 水曜日)判決
      になるとのことでした。」

と、報告しましたが、誤りがありました。

 正しくは、
   「明日、明後日で、5人の尋問
    をして、明々後日(7月15日
    木曜日)判決になるとのこと
    でした。」
が、正しいです。
 お詫びして訂正させて頂きます。

(東京地方裁判所 刑事第1部に確認をしました。)
(気になる事件は、担当の部、事件番号、当事者
を控えておくと確認がとりやすいです。)



 また、この事件ですが、殺人事件として検察が
公訴を提起していたのですが、(求刑は懲役10
年)判決は傷害致死罪を適用し、懲役3年、執行
猶予5年の判決となりました。

(この事件は新聞報道もされているので、事件の
概要をお知りになりたい方は7月16日 金曜日
の朝刊を図書館・市民会館等でご覧頂ければと
思います。

 東京新聞では社会面で、
     「長女『刺殺』傷害致死に 
         東京地裁判決」
との見出しで報道されています。)


原爆暦66年7月16日  (文責・植田)
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2010年07月13日

「7月定例傍聴の感想〜ぷらす」


 今回の定例傍聴は、東京簡易裁判所で少額訴訟事件
の傍聴でした。

 今回は、会員以外の方2名にも参加して頂きました。
(お一人は事務局の石川さんの関係の方で、もう一人は、
群馬県沼田市から傍聴に来られた方です。)

 5〜6件の傍聴をしたのですが、原告のみで、被告が、
出廷しない事件がほとんどで、原告、被告双方が出廷せ
ずに「休止」になった事件もありました。
(前日深夜まで、参議院選挙の特番を見ていたためいず
れの事件も、中身は良く覚えていません。すみません。)

 傍聴終了後は、いつもは弁護士会館に戻って、質疑応
答をするのですが、今日は時間の都合で、裁判所の控
室で簡単に質疑応答をしました。裁判所で解散となりま
した。



 私は、夕方に予定が入っていて、それまで地裁で傍聴
をしようと思いました。ただ、前日深夜まで、参議院選挙
の特番を見ていたため、ちょっと、控室で仮眠をとりまし
た。
 2時間くらい仮眠をとったのですが、起きたら(空調のせ
いか)のどが痛くなっていました。

 そこで、裁判所の14階にある、診療所で、診察を受ける
ことにしました。(この診療所は裁判所の関係者以外の方
でも診察を受けることが出来ます。)担当医は、とても明
るい話しやすい感じの女性の医師で、のどの痛み止めの
薬などを処方して頂き、院内の薬局で、薬を受け取りまし
た。

 1階のロビーに戻り、開廷表を見たところ裁判員裁判の
新件が15時30分からあり、その事件を傍聴することに
しました。法廷に行くと傍聴席はほぼ満席で、被告人は、
70代くらいの女性で(見るからに弱弱しそうな感じの方
で)した、娘さんを刺して殺してしまった事件ですが、被告
人は刺さってしまった。と言っていて、弁護人の意見も正
当防衛で無罪とのことでした。開廷表では、1時間時間を
取ってあったのですが、40分くらいで終わり。
 明日、明後日で、5人の尋問をして明後日(7月14日
水曜日)判決になるとのことでした。

 私は、無罪を主張する事件で、たった3日(といっても、
初日は40分くらいしか審理していないので、実質2日で)
判決が出るのかとちょっと不自然な感じを覚えました。

 その後、別の裁判員裁判を傍聴しようとしたところ、法
廷前にいた職員の方から、満席ですので、傍聴できま
せんと言われました。

 裁判所の法廷の扉には小窓が付いているので、そこ
から見たところ、記者席が5〜7席位空いていました。
 裁判所の職員の方にそのことを伝えたところ。自分の
立場では傍聴をお断りすることしかできないと申し訳な
さそうに言いました。

 そこで、今後は、記者がいないときは一般傍聴者が、
傍聴出来るようにして、記者が来たら交替するようにし
てほしいと要望しましたが、その職員の方も(実際に、
法廷で傍聴希望者が傍聴できない事実を肌で感じてい
るので、)今のやり方に多少疑問は持っていると、言っ
ていました。


 そこで、他の時間を傍聴しようと廊下に出てところ、
港合同法律事務所の知り合いの弁護士に会いました。
 その弁護士から、
    「植田さん、どうしたのですか。」
と、質問されたので、
    「今日、裁判ウォッチング市民の会の定例傍
     聴があり、その流れでほかの事件の傍聴も
     していました。」
と言ったところ、
    「では、是非こちらの事件も傍聴してください。」
とのことでしたので、傍聴することにしました。
   
      ※裁判ウォッチング市民の会は特定事件
      の支援等をする会ではない
のですが、定
      例傍聴終了後の私個人の任意の傍聴のた
      め行きました。

 事件は、行政訴訟事件(原爆暦66年(行コ)第164号
懲戒処分取消等控訴事件)で、東京高裁民事第20部
が担当する控訴審でした。

 高裁の法廷は相変わらず、人を小ばかにして感じがあ
り、控訴人側が3人の証人申請をしたのですが、形だけ
の合議をしてあっさり却下しました。そして、本人の話し
も聞かずに、結審を宣言しました。

 そうしたところ、二人の代理人が、もう一期日設けてほ
しいと必死に迫り。9月にもう一期日だけ設けることにな
りました。
(実際一期日設けたところで判断は変わらないでしょうが、
傍聴人が多かったので、裁判所は、もう一期日設け
ざるを得なかったような感じ
がしました。
 傍聴人がいることで裁判は少しだけですが、変わると、
改めて感じました。)


 私は、この裁判の傍聴をして、あらためて、裁判員裁判
は市民とはほとんど関係がない刑事事件には、あまり必
要性が無く感じ。

 今回のような、行政事件や、行政が相手の民事事件
にこそ、導入して、一般の感覚からあまりにかけ離れ
ている裁判所(裁判官の考え方に)一般市民の感覚
を取り入れる
方が良いと思いました。


原爆暦66年7月13日   (文責・植田)
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2010年06月15日

6月定例傍聴の感想ぷらすその後

裁判ウォッチング市民の会定例傍聴 初めての裁判員裁判傍聴

 定例傍聴は、通常毎月12日に行われます。(イベントのある時は
多少前後します。)

 6月は12日が土曜日なので、普段でしたら前日の11日の金曜日
に行われます。
 今回は多少の行き違いがあり、7日の月曜日開催となりました。

 当日弁護士会館に行ってみたところ、入口にある一覧表に、裁判
ウォッチング市民の会の名前がありませんでした。

 そこで、普段、東京弁護士会が入っている5階で開くことが多い
ので、とりあえず弁護士会館5階に行ってみました。
 5階の入り口の一覧表にも裁判ウォッチング市民の会の名前がな
かったので、どうしたものかと考えていたら、聞きなれた声で、
  
   「植田さん、植田さん。」

と呼ばれました、声の主は、事務局で、司法書士の石川さんでした。
 他のウォッチングのメンバーも集まっていたので、ロビーで、くつろ
いでいるのかと思ったら、

   「部屋取り忘れっちゃった。」

とのことでした。(ゆるーい会ですから、ときたまあります。)

 偶数月は通常、東京簡易裁判所で少額訴訟事件(民事事件)を
傍聴するので、そのつもりでいたところ、石川さんが、

   「今日、裁判員裁判の、新件があるんですよ。」

   ※新件とは、その事件で一番最初に開かれる法廷のことで、
    人定質問(公訴された人に間違いないかを確かめる質問)
    や、起訴状朗読や、黙秘権告知、などの冒頭手続きがあり、
    さらに、冒頭陳述などがあり、刑事裁判を傍聴する際は、
    事件のあらましが分かる法廷です。

と、言われました。

 参加者全員で話し合い、その裁判員裁判の法廷を傍聴することに
しました。

 刑事・民事・行政事件ともに、ほとんどの法廷は傍聴人がいない、
または少ないので、法廷に行けばすぐに傍聴できるのですが、裁判
員裁判は関心が高いようで、開廷前に法廷の前に、傍聴希望者の
列が出来ていました。

 事件は、強盗致傷事件で、中身については割愛しますが、この裁
判で印象に残ったのは、裁判員全員が女性だったことです。

 もっとも、確率からすれば、6人の裁判員が同一の性になるのは、
32回のうち1回であることはわかるのですが、印象には残りました。
 また、2人いる補充裁判員のうち1名も女性であることを考えると
64分の1の確率の構成ということになります。

 この日の法廷は、被告人質問の途中までで終わり、明後日に判決
ということでした。


原爆暦63年10月10日 法の日.JPG
(写真は、別の裁判員法廷の写真で、裁判所主催の「法の日」の行
事に合わせ一般の人の撮影がされたものです。通常は、許可が必
要です。)


 私は判決が気になって、判決の当日裁判所に問い合わせて(担当
が地裁刑事五部というのは控えてあったので、)判決がいつになるの
か聞いたところ、16時からで先着順に入廷できるとのことでした。

 30分前に法廷に着いたところ、数人が法廷の前にいました。
 法廷が開くまで、傍聴人控室で、待つことにしました。

 法廷に入ると、先日の定例傍聴に参加した司法書士の方がいまし
た。判決が気になって仕事の途中に抜け出して来たと話していまし
た。

 判決は、懲役3年6月(未決勾留日数中150日を刑に算入する)
との内容でした。(検察の求刑は、懲役6年、弁護側は、執行猶予を
それぞれ求めていました。)
 
 また、裁判長が、
     「この判決に不服がある場合は控訴・・・」
と言った瞬間に、被告人が、
     「控訴はしません。」
と声を振り絞って言いました。

 帰りのエレベーターで、私と司法書の方と、検察官達と、被告人の
弁護人達が、一緒になりました。私は、本当は1階で降りるつもりで
したが、1階で被告人の弁護人達が、降りたので、何となく気まずく
(弁護側は執行猶予を求めていたのに実刑になったので)1階では、
降りずに、検察官達と司法書士の方と一緒に地下まで降りました。

 地裁を出てから、司法書士の方と少し話したのですが、
   1、検察官の求刑に対して量刑が軽い(短い)のは裁判員裁判
     だったからではないか。
   2、未決勾留日数中150日が刑に算入されたのは、ほかの裁
     判の判決より、はるかに長い算入で、裁判員裁判だったか
     らではないのか。(実際の勾留は、約7ヶ月だった。)
    ※未決拘留日数とは、判決の言い渡し・あるいは保釈される
     までに勾留(逮捕され警察署や拘置所で身柄を拘束)され
     ている日数のことで、刑に算入することができる日数です。
      裁判所の裁量で決められるので、公安事件の場合などで
     は全く算入されないこともあります。
との話をしました。


 判決の言い渡しが思いのほか短かったので、(開廷表では30分
取ってあったが、10分程度だったので、)他の裁判を傍聴しに行く
ことにしました。

 地裁の1階ロビーに戻り、開廷表を見たところ、別の裁判員裁判
が開廷中で(こちらは開廷表に「審理」と書いてありました。)、

 法廷に入るとほぼ満席で、裁判員と補充裁判員全員が男性でし
た。(これも確率からすると128分の1になります。)

 法廷では、取り調べの様子が録画されたDVDが再生されていま
したが、傍聴席からは音声しか聞き取れないようにしていました。

 検察官が朗々と調書を読み聞かせている様子が聞き取れました。
 また、それとは対照的に、調書を取られる側は、はっきりしていな
い部分や、ややボーっとしている部分があると感じました。

 DVDの再生後弁護人が、調書を作成する際に「デパス」を服用
していた旨を話していました。

    ※デパスは抑うつ作用や睡眠導入剤としての作用があり
     比較的副作用が少ない薬として一般的に使用されてい
     る薬で、副作用として、(睡眠薬ですから)眠気、集中力
     や注意力の低下があり、ボーっとすることもあります。


 弁護人の話を聞いて、デパスの副作用ならば、納得できると思い
ました。




 以上が、6月定例傍聴+その後の感想です。 

 
原爆暦66年6月15日 (文責・植田)


 
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2008年09月28日

裁判傍聴の正直な感想

■被告人の気持ちを考えると・・・
 軽い気持ちで傍聴などできるものではない、またすべきではなく、いろいろな複雑な感情がたちこめる法廷で聴く側もそれを感じなくてはならないのかなと思います。(H.Sさん)

■ 私は被害者・被告人の立場に立つことがあったら傍聴されたくないな・・(匿名さん)
 原則公開の裁判ですが、傍聴するのは少し後ろめたいような気がしました。(匿名さん)

■ 私たちのような学生が傍聴することに関しては疑問。被告人の方はつらそうにしているのに私たちは後でメモをとっている。私が向こうの立場でしたら嫌だと思います。(T.Mさん)

■ちょっとつまらなかったかな
 事務的に淡々と進んでいて、こういう言い方はよくないですが、ちょっとつまらない感じでした・・・(T.Kさん)

■ 住居侵入についての法廷を見たのですが、自分としては、正直違う裁判(特に詐欺や傷害致死の裁判)を見たかったです。(E.Sさん)

■ こんなに気軽に傍聴できるなんて
 本当に気楽に傍聴できることに驚きました。弁護士になりたい動機を見失いつつあったときにこのような会に参加できてよかったです。(Y.Mさん)

■ 裁判を傍聴したのは今回が2回目でしたが、改めて裁判というものが私たちの身近にあるものだと感じました。(匿名さん)

■ 自分の基礎知識が少ないためか、あまり良く把握することができなかった。(A.Yさん)

■ 検事・弁護士は、早口や不明瞭な発言で聞き取りにくかった。内容も難しいのに、このようなやり方でこれから裁判員制度を設けても的確な裁判ができないのでは?(N.Mさん)

■ 日本語と通訳の中国語が同時に始まっても、決まって日本語が早く終わった。もう少しゆっくりはっきり読んで欲しい。(A.Tさん他)

■ 被告人はきれいな女性の方でした。業務上過失致死罪の被告人という事実を知りびっくり。私や姉と同じ歳位で、とても身近に感じました。(T.Oさん)

■ 被告人と私と何が違うんだろう。私だって人を傷つけたりしているかもしれないのに・・・。(匿名さん:東洋大学社会学部3年)

■ 被告人があまりに若いのに驚きました。しかも自分より若かったのはショックでした。よく「見た目は普通なのに・・・」という被告人に対する意見を聞きますが、私も同じことを思いました。(T.Sさん・A.Nさん他)

■ 年配の方が被告人だったのがびっくりしました。(H.Tさん)

■ 今日初めて生の裁判を見て、とても重く考えさせるものなのかと感じました。(A.Mさん)

■ この裁判で二人の罪が決定すると思ったら、この裁判の重みを感じました。(S.Tさん)

■ 法廷に入るときに何か緊張した空気を感じた。やはり罪を犯した人が裁かれるわけですから、皆がそういう空気を作っていたのだと思う。(H.Sさん・M.Yさん)

■ テレビで見ている裁判のイメージしかなかったので冷静に淡々と進められていく様子に意外性を感じました。(Y.Yさん・W.Mさん)

■ テレビと似ていると思った。実際に生で見ると判例を読むのと違って被告などにとても感情を移入してしまった。(K.Yさん)

■ 実際の裁判は淡々と進み、意外と展開が早かったので驚きました。やはり裁判はただの事務処理のように思えたのは自分だけでしょうか。(Y.Kさん)

■ 被告人がつながれて入ってきた時は私より年下だとはいえ、恐いと思いました。(匿名さん)
 
■ 今回の業務上過失の事件は、運転手の車が被害者の自転車に接触し被害者がよろけて他の車にぶつかり倒れて亡くなったという複雑な事件だった。自動車の免許をとるのが恐くなった。(匿名さん)

■ 検察官の語調がとても強いように感じ、圧倒されるなあ〜と感じました。被告人の母などが出てきてすごく圧倒されていて、困惑しているようにも見えて、なんだか言いたいこともうまく言えずに苦しんでいる人ではないか?と感じました。もっと人間らしい会話というもので話し合ったりするのはどうかな?と思います。(N.Rさん)

■ 検察官がとてもむかつきました。偉そうで、上からの目線で、だるそうで。裁判に情けはないことも知りました。(K.Aさん)

■ 検察官が早口すぎ、何て言っているのか聞き取りにくかったです。そして、圧迫感があって怖かったです。(Y.Mさん・T.Kさん)

■ 裁判自体は簡潔に進んで30分ほどで終了し、あまりにアッサリと終わったことに驚きました。(匿名さん)

■ 正直、拍子抜けした。検察官がとにかく早口で噛みまくっていた。(T.Sさん)

■ 被告人の証人として親が来たのを見たのは初めてのケースだったので、興味深く見ることができました。傍聴会の後の説明ではテキストに載らない細かなことや裏話を聞くことができて楽しく勉強ができました。(匿名さん)

■ 日頃見る機会のない裁判を見ることによって、裁判所の環境、裁判所にいる人々の様子、裁判の雰囲気を垣間見ることができ、とても新鮮でした。また、裁判の流れのプリントのおかげで、裁判の全体像を掴みながら見ることができました。裁判終了後の弁護士の先生から説明を受けることによって、裁判に関する知識が少し身につけられたのかなと思います。(匿名さん)

■ 被告の姿や検察、弁護人の仕事などすべて等身大で、肌で感じられ新鮮に学べました。(匿名さん)

■ 先日は、裁判傍聴会に参加することができ良かったです。遅くなりましたが、感想を書きます。当日、裁判の予定表を見てドキドキしてしまいました。本物(!)を間近で見るのは初めてでしたから、冒頭陳述も迫力がありましたが、被告人(恐喝未遂)も迫力でした。 罪状認否で、保留になったのであっという間に終わり残念でした。また、廷吏(?)の髪型が今風でツンツンしていてビックリ。私が被告人だったとても重要な日だったと思うので、この人はこれにどんな時間を費やしたのかなぁ、と思ったことでしょう。後の説明で、裁判官と検察官はたいていペアであること、事件の多さ、多忙さを知り驚きました。流れ作業だったんだ。裁判所では口に出さなかったけど、被告人は前科3犯だった。みんな慣れていてドキドキは親子見学の私たちだけだったかも。そこからは哲学の世界に入ってしまいました。
 そんなことを思うと裁判員制度はとても良いかも。ただ、PTAの役員選出でも大変なのに。また、えっと思うようなズレた感覚の人もいるけど大丈夫かな、というのが正直な感想です。
 不謹慎ですが、とても面白かったです(興味深い)。また、行ってみたいと思いました。こんな気持ちで、見に行っても良いのかと思いますが、関心を持つことから、何事も始まると思い、納得しています。
 税金を使っているんだから、しょーもない事件を起こさないで欲しいな。被告人へ。(O.Yさん)

■ 原告は社宅として借りていたので、許可代理人として出廷していた。請求は敷金186,000円の内、既に返還されている61,470円を差し引いた124,530円の返還を求めていた。
裁判所から少額訴訟の特徴についての説明はなし。
借り主が通常使用していて汚損、摩耗した部分は家主の負担であることの説明無し。

和解案
クロス張り替えについてはスノーボードを立てかけていたところの汚れについて借り主負担、ジュータンの張り替えも一部借り主負担、その他は貸し主負担となった。

(全体の印象)
裁判官はてきぱきと進めていたが、当事者は置いてきぼりの感じがした。なぜ、スノーボードを立てかけていた所の汚れや、ジュータンの張り替えの一部が借り主負担なのか原被告双方理解できていなかったと思う。裁判官はかなり心証を開示する方だったが、被告(大家さん)は日頃から「私は間違っていない」と思っている人らしく、議論が噛み合っていなかったと思う。以下、傍聴したみなさんからの感想です。


■ 貴重な体験ありがとうございました。今回は少額訴訟でしたが、裁判官の頭には最初から和解を前提として進めていました。当日は両方の言い分はあまり聞いてない様に見えました。時間的制約があるため仕方ない部分もありますが。(S.K)

■ 先ず、短い時間で原告も被告も納得してこの訴訟が終わったのでしょうか。フッとそんなことが頭をよぎりました。裁判がどんなことで行われているのか、何をしっかり裁いてあげなければいけないのか、原告も被告も良く分かったのでしょうか。何か「時間がないからもういいや!」などという言葉の中で裁判が終わると不満があってもそれで決められてしまうのはどんなもんか。こうなると裁判官の勉強を良くなさった方でないと簡易裁判で裁かれた人々の中に不信感が残るのではないでしょうか。簡易に人を裁くほど、それを裁かれる裁判官の質を私たちは多くの裁判をこなした立派な方でないといけないのではないかと思います。
 今日は大変良い勉強をさせていただきました。裁判員制度についてももっと折りがありましたらお話を伺いたいと思いました。ありがとうございました。(匿名)

■ 裁判官が大きな声で「こうでしょ」と言われると「いや違います」とは言いにくい感じがする。被告人はそのためにおどおどしているようだった。自分の思いも伝わらないような感じがした。裁判官が最初から和解に持って行こうとするのはどうなのか疑問です。(匿名)

■ 初めて裁判を傍聴しました。今回の裁判官は感情を出しすぎというお話だったが、私は初めて見たので比較対象のものがないので何とも言えないが、それが普通だと思ったので、他の裁判も傍聴したいと思っています。(匿名)

■ おんなの人のけんさつかんの人がとても早口だった。さいばんはあまり意味がわからなかったけど、とてもみんなしんけんな顔をして、すこしこわかった。【小学生 女性】

■*映画や小説で裁判の場面は見聞きしていたものの、実際に見るのは今回が初めて。このような機会がなければ一生経験できなかったかもしれません。大した事件ではなかったが、人間の心理の内面まで的確に分析している場面には迫力を感じた。今後もっと関心を持って見ていくようにしたい。【40代 男性】

■ 初めて裁判を見ましたが、とても興味深く、思っていた以上に面白かったです。でも、まだまだわかりづらい言葉が多くて難しい点も多かったです。今回の判決がまだ終わらなかったので、続きを見てみたいと思いました。【中学生 女性】

■ 傍聴前のお話は非常に分かりやすく、裁判の内容がより良く理解できました。非日常的な空間に足を踏み入れましたが、腰紐に手錠をかけられている罪人を初めて見て驚きました。しかし、更正のために反省している姿や裁判官の判決の言葉に生きていく重みを感じました。また、傍聴後の質疑には丁寧に答えてくださり、誠意が感じられ、非常に有意義な一時を過ごすことが出来ました。【40代 女性】

■ べんごしは大変なんだなあと良くわかりました。さい判官は、すごくうまかったと思います。今日このさい判をみてとても良かったです。またこういう機会があったら行きたいです。あとべんごしはしけんに受かった人が毎年1200人いると聞いてビックリしました。【小学生 男性】

■ 裁判の流れが良くわかり、一つのドラマを見ているようでした。判決がすぐ出たことで今日の裁判の一部始終を見れたので良かったと思います。いろいろな裁判をこれからも見てみたいと思います。【30代 女性】

■ とてもいい経験になった。法廷用語も一つわかってよかった。(5か月を5ゲツという)女性のけんさつかんは年々ふえている事がわかって一つまた覚えてよかった。めずらしくもないことがわかった。ありがとうございました。【小学生 女性】

■ 私は検察官になりたくて、その仕事のようすを見たくて「裁判傍聴」に応募しました。よい経験になりました!!最近、検察官になりたい人が増えているみたいで、自分もがんばらなきゃと思いました。【中学生 女性】

■ さいご陳述で被告人が述べたいことを述べ、裁判官がそれを考慮したうえで判決しますが、これによってどれくらい刑が軽くなるのか、そういうのを裁判官は考えるのでやはりすごい役職だと思いました。【十代学生 男性】

■ 検察官があまりにも早口なので驚かされました。30分という短時間で裁判が終わってしまい意外とあっさりしているんだなと感じました。本日、特別に裁判官席に座る事に恵まれ、娘も大変喜んでいました。これを機に弁護士になる夢に向かって更に頑張ってほしいと思います。【30代 女性】

■ 裁判官は無表情な人が多いのかと思ったが、裁判終了後の質問の時間に笑顔が見られたので、普通の人なのだと実感した。検事とは有罪にするために進めているのかと思っていたが、自分が早く話すことで、充分に弁護人や被告人に意見を
述べさせる時間も増えるということをおっしゃっていたのは印象的でした。【40代 女性】

■ 大変興味深く、傍聴させていただきました。検察官、弁護士、裁判官どの立場の方も同じように勉強なさってきた方が、全く違う立場になっているということに興味を持ちました。又、是非、傍聴させていただきたいと思います。ありがとうございました。【40代 女性】

■ とてもいい経験になりました。罪の重さを感じ、犯罪の多さにも驚きました。知識は当然のことながら、人間的に優れた人材でなければ、人を裁くことは許されないということも思い知らされました。ありがとうございました。【40代 女性】

■「裁判」というものは「人を裁く場」と、とても厳しいような感じをもっていましたが、思っていたより被告人の立場や将来を考え、ソフトな口調で裁判官が語りかけていたのが印象的でした。【40代 女性】

■ 初めての傍聴になりました。とても緊張しました。罪を犯すことの重さを現実に自分の目で確かめることになりました。裁判官と検事の方から、特別に生のお話しをお聞きすることができたのが、とても良かったです。【40代 女性】

■ 初めての経験ばかりで、とても良い企画だと思います。裁判官、検察官、弁護人の方々の人間性にもふれたようなお話しもうかがえて良かったです。【40代 女性】

■ 裁判官席にすわれて良かった。初めて知った事がたくさんあって良かった。なぜ検察官、裁判官などになったかなどが分かって良かった。【小学生 女性】

■ 裁判の判決について、被告人に対して議論、手続き、懲役を下す検察官、弁護士についてわかりました。一度裁判所に行って見たかったので楽しい時間を過ごせました。【中学生 男性】

■ 裁判官が僕のイメージとちがいとてもやさしく被告人に話しかけていたことが意外だった。【中学生 男性】

■ 世間で裁判の長期化が問題になっていますが、簡単な事件では、とても短時間で審議が終わっていることを始めて知りました。非常にていねいに分かりやすい言葉で裁判官が被告人に語りかけ、説明していることに感動しました。もう少し冷たいイメージを持っていました。【40代 女性】

■ 実際に裁判を傍聴させて頂きテレビなどで見た場面とは全く異なり、粛々と進められていく様子に司法の原点を見た様な気がしました。犯罪を犯した人が正当に裁判を受ける権利、それを巡る検事や弁護士の方々のお仕事を垣間見た思いがしました。女性の検事さんのお話しや裁判官の方のお話しも伺わせて頂き、とても勉強になりました。年齢の低い少年・少女の犯罪が多発している現在、裁判の役割の重要さを感じていましたが、とても貴重な経験になったと思います。ありがとうございました。【50代 女性】

■ 私は、裁判所に行くのが楽しみでした。どのように進められるのか、判決が出るまでの過程などに興味がありました。実際に傍聴してみて、予想とちがっていたことは、大きな裁判ではなかったからかもしれないけど意外と小さなところでやっているということです。それとすぐ隣りで傍聴できるということも驚きでした。私はもっと厳格に行われていると思ったけど、普通に質問とかしていました。たぶん大きな裁判ではもう少し違うように行われているのではないかと思います。今回の傍聴によって、少し裁判というものが身近に感じられたのでよかったです。(M.Kさん)


■ 今回「大麻取締役法違反」を傍聴して、改めて自分自身の行動に責任を持つ事の大切さを実感した。被告人はもう二十歳過ぎで本来なら自立し、自分の行動にも責任を持たなければならないのに、親までにも迷惑をかけていた。今回の裁判傍聴で色々な事を考えさせられた。そしてそれと共に、裁判所の大切さも知った。犯罪者が裁かれる場がなければ、今の世の中は荒れ放題だったと思う。
 裁判で公開裁判を行っていることはすごくいい事だと思う。物事を普段よりも真剣に考えさせられる。一人一人が真剣に考えていけば犯罪も減少するのではないかと思う。
今回公開裁判後にみんなで感想・疑問・意見をディスカッションして、今までは全く知らなかった事も知ることができ、さらなら興味も沸いた。色々と教えてもらい、本当にありがとうございました。また機会があれば裁判を見に行きたいと思います。(Yさん)


■ 映画の中やテレビドラマの中では見たことがありましたが、実際に裁判を傍聴するのはもちろん始めての経験でした。いかに法というものが大切なのかを改めて思い知らされました。それと共に法を制定することに興味を持ちました。善悪の線引きをどこでするのかは勿論のこと、憲法と法律のずれのことについても考えました。先月、テロ特措法が成立しましたが、私はこの法律は憲法の内容に沿ったものではないと思っています。政治家達は無理に九条の解釈をし、この法律を成立させました。首相のハラ「常識論」のように、やはり当たり前に考えれば自衛隊の海外派遣は間違っています。しかし法律は成立してしまいました。憲法の意義と、法律との関係。今後考えを深めていきたい問題です。(Y.Sさん)

■ この日は配られた法廷予定表を見て各自好きなところを傍聴、となる。何を見ようかとしばし思案の後、出入国管理法の事件に決める。最近増えているという不法入国外国人による犯罪の実態、そして被告人が外国人である場合の裁判手続に興味があったからである。しかし法廷に一歩入った瞬間、出て行こうかと思った。40席ほどある傍聴席の半分ほどが、一目でソレとわかる人達で埋まっていたからだ。まあ入っちゃったものは仕方がない、別にこっちが悪いことをしてるわけではないし、と誰に向けてかわからない言い訳を心の中でして傍聴席につく。ふと隣の人を見ると、半そでから倶利伽羅モンモンがちらり。よく見ると、あらなぜかしら、小指がない。
 なんの事件なんだろうと思っているところに被告人入廷。被告人は5人であった。裁判が始まって事件の概要を知る。昨年歌舞伎町で起きた、中国人グループとの抗争で組長を殺されたある暴力団の組員達が、報復として相手の一人を逮捕監禁したうえ殺害した、というものであった。そしてこの被告のうちの一人が不法入国した韓国人であった。
この日の裁判は、逮捕監禁についての審理で、殺人とは別に進んでいくらしい。
弁護側には弁護士が二人座っていた。どうやら一人が国選弁護人で、もう片方は組を脱退した一人の被告が私選でつけた弁護士の模様である。
 審理が始まる。法廷通訳を務めていたのは30代くらいのの女性で、裁判官や書記官が黒い法服を着ている中、明るい色彩の服が目立っていた。日本語がまったくわからない外国人の場合はこういうカジュアルさに安心感を覚えるかもしれない、と思った。しかし今回の被告人の場合は、聞き取りには全く支障が無いようで、通訳を聞くために付けていたイヤホンを自ら外していた。
 詳しい審理の内容は省くが、傍聴していて、この被告人たちは「慣れているな」ということを感じた。検察官の質問にも決して断定の返答をしない。どちらとも取れるような取れないようなあいまいな返事をする。「検事さんがそうじゃないかというならそうだった気もするが自分ではよくわからない。」終始この調子である。証拠写真を5人で見る際、久しぶりに顔を会わせたのか、互いに笑っているものもいる。これは大変である。
それから、たった一回たまたま傍聴しただけの私も、この傍聴席の雰囲気に圧倒され、次回も傍聴したいけど止めとこうかなという気にさせられたのであるから、裁判員制度が始まってこのような事件の審理担当になった裁判員はもっと心理的に負担が大きいのでは、と推測される。プライバシー保護などのフォローはどうなっているのかが気になる所である。(L.K)


■ 私は裁判の傍聴をするのは今日で3回目なのですが、いつも柵の向こう側で立っている人は呼び名が「被告人」とよばれるだけで、普通の私達とあまり変わらない人のような気がします。柵の向こう側は緊張した雰囲気でドラマのような印象を受けますが、被告人も一般人なんだなーと思うと、身近に感じられて少し怖くなります。自分の周りの友達が事情聴取を受けたり、両親に法廷に出てもらったり…という被告人の姿を見ると、(私は絶対周囲の人達を悲しませたくないな)と思います。裁判の傍聴はあまりまだ日常生活ではなじんでいないけれど、このような新しい気持ちになれて良かったと思います。裁判員制度は少し怖いです。(自分がその人の人生を決めてしまうと思うとあまり参加したくないです。)【中学生 女性】

■ 初めての経験でした。ずっしりと重たい人様の人生を垣間見た思いで、今は気持ちが重たいです。子供と一緒に(小4、小6)拝見しましたが、子供もジーっと動かずに見ていたところをみると、それなりに何かを受け止めていたように思います。【40代 女性】

■ 去る1月22日東京地裁において、ストーカー行為等の規制に関する法律(以下ストーカー規正法という)違反ならびに威力業務妨害罪で懲役5年の実刑判決言い渡しの裁判が会った。これはストーカー規正法違反事件として全面的に争われる事件と聞いていたので、私は大変興味を持ち昨年9月以来その全てではないものの、原告側証人尋問、被告人尋問、論告求刑、最終弁論、判決言い渡しなど数回に渡り傍聴した。
この事件の概要は、別れた女性につきまとい、暴行、傷害などの罪で既に2度服役した男が出所後同一の女性に対して更に職場などへの無言電話などの嫌がらせを繰り返していたということである。この裁判で特異な点は、既に2回に渡り同じ様な事件で服役した男が出所後、新たに制定されたストーカー規正法に引っかからないように周到に行動したと思われること、そして裁判中も前面否認は勿論、終始検察側との対決姿勢を崩さず検察官の尋問に対する人を食ったような回答や、原告側証人(被害者、警察)の証言中の異状とも思われる暴言、不規則発言など異様な雰囲気の中での裁判であったことである。そして被告人の被害者に対する憎しみの感情は最後まで消えることなく、判決言い渡し後の裁判官の「2度とこのようなことはしないように」との注意にも黙秘し、反省の色は全く見られなかった。このような被告人の態度や法廷異様な雰囲気が裁判官の心証に影響を及ぼしていたかどうか判らないが、判決は被告人の主張は全く取り上げられず検察側の全面勝訴に終わった。
そこでストーカー規正法で最も問題になるだろうと思われる〈特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的〉(ストーカー規正法第2条)があったかどうかについては、被告人は被害者に対する感情は好きでも嫌いでもない借金の返済を求めて行ったものである旨主張したが、裁判官は被害者の証言を採用し借金は既に返済されており、仮に借金返済のためであったとしても長期にわたり無言電話やファックスを会社に送りつけるなど被害者や会社に著しく迷惑をかける行為は到底借金返済行為とはいえずストーカー行為と認定している。被告人の性格、今回の犯行の悪質性、反社会性から見てこの裁判の判決は十分納得できるものであるが、ストーカー行為認定の理由については若干釈然としないものがあった。これはむしろストーカー規正法第2条(定義)に無理があるのかもしれないと思った。
その他量刑の問題、警察の対応など長くなるので省略するが、今回の裁判はストーカー規正法の問題点を浮き掘りにしたきわめて興味のある裁判であった。
(J.Sさん)

■ どんな方でも平等に裁判を受ける権利があるという事を実感しました。
傍聴させていただいて、自分の子供にも一度はさせたいと思いました。罪の重さというのは、わかっているようで、さほどわかってない所もあるのだと思います。

■ 本日初めて傍聴させていただきました。この様な形で、裁判が行なわれている事におどろきました。だれでも傍聴でき、ドラマではないという事を実感いたしました。本日はありがとうございました。

■ 昨年も参加しましたが、犯罪の多さにおどろいています。中学生にも自動車事故の様な裁判を傍聴できるとよいと思います。非常にわかり易く説明していただき、いろいろ考え、今後は新聞等読む場合、読み方が違ってくると思います。ありがとうございました。

■ 裁判時は、思っていたよりもやさしい、解りやすい言葉使いでした。もっとむずかしい言葉を使うかと思っていたので意外でした。

■ 詐欺(62才)と恐喝(23才)の傍聴をしました。詐欺の男性は耳の聞こえない、前科数犯の人で、残念ながらこれからもこういう生活をくりかえしていくのかなという印象を受けました。生活保護、身障者手帳等の申請なり、彼が犯罪に走らずにすむ手だてをもっとできる仕組みがほしいと思いました。

■ 裁判の傍聴は初めてだったのでとても緊張しました。思った程ドラマチックではなく、形式に乗っとって淡々と進行しているという感じでした。犯罪の度合いにもよりますが、結構短時間で審理されているのだなと思いました。非常に多くの件数を1日にさばく現状では仕方がないのかも・・。

■ 今回初めて傍聴させて頂きましたが、予想以上に間近に内容もとても刺激的でびっくりしました。最近、凶悪な事件が多い中、どのように判決されるかがよくわかりました。

■ どんな方でも平等に裁判を受ける権利があるという事を実感しました。

■ 傍聴させていただいて、自分の子供にも一度はさせたいと思いました。罪の重さというのは、わかっているようで、さほどわかってない所もあるのだと思います。

■ 本日初めて傍聴させていただきました。この様な形で、裁判が行なわれている事におどろきました。だれでも傍聴でき、ドラマではないという事を実感いたしました。本日はありがとうございました。

■ 昨年も参加しましたが、犯罪の多さにおどろいています。中学生にも自動車事故の様な裁判を傍聴できるとよいと思います。非常にわかり易く説明していただき、いろいろ考え、今後は新聞等読む場合、読み方が違ってくると思います。ありがとうございました。

■ 裁判時は、思っていたよりもやさしい、解りやすい言葉使いでした。もっとむずかしい言葉を使うかと思っていたので意外でした。

■ 詐欺(62才)と恐喝(23才)の傍聴をしました。詐欺の男性は耳の聞こえない、前科数犯の人で、残念ながらこれからもこういう生活をくりかえしていくのかなという印象を受けました。生活保護、身障者手帳等の申請なり、彼が犯罪に走らずにすむ手だてをもっとできる仕組みがほしいと思いました。

■ 裁判の傍聴は初めてだったのでとても緊張しました。思った程ドラマチックではなく、形式に乗っとって淡々と進行しているという感じでした。犯罪の度合いにもよりますが、結構短時間で審理されているのだなと思いました。非常に多くの件数を1日にさばく現状では仕方がないのかも・・。

■ 今回初めて傍聴させて頂きましたが、予想以上に間近に内容もとても刺激的でびっくりしました。最近、凶悪な事件が多い中、どのように判決されるかがよくわかりました。

■ 機会をいただき、初めて傍聴の場を体験させて頂いた。時代が時代だけに、出来れば、チャンスがあれば10代の子供等にも学ぶ場として、大いに、参加させたいと感じました。今迄聞かれなかったのは残念でした有難うございました。

■ 本日は、とても良い経験をさせて頂きました。日常の生活の中で毎日色々な事件が起きていますがこれを機会にますます裁判について考えてみたいと思います。ありがとうございました。

■ 中学生の子を持つ母親としては、裁判のあり方というよりは内容の方にとても考えるものがあり、自分の子育てに大きな不安をいだいてしまいました。ビデオなどでは、子どもたちもドラマの一部として感じるでしょうから、実際に子どもたちにも傍聴させて自分、まわりにどんな想像もつかない迷惑をかけるのかと考えてほしいと思いました。

■ 少額訴訟という言葉を今日初めて知りました。裁判所の設備もすごくしっかりしていて意外でした。今日の敷金に関する訴訟で、今までは裁判における原告と被告は自分が特別なことをしない限り関わることはないと思っていましたが、ごく身近に起こりうることだと感じました。あと、裁判官は私情を入れないというイメージがあったのですが、私情を入れていたし、言葉遣い等も普通に対話している様で拍子抜けしました。けど、今日は貴重な体験ができて良かったです。(H.N)

■ 少額訴訟で裁判官への認識を新たにしました。もっと近寄りがたいものと思っていましたが、家裁における調停員の様に身近に感ずることができました。(匿名)

■ 一言で言えば、「おもしろい」日常の親子ゲンカの延長のような感じ、自分の主張を通すにはまず常識を知ることだとつくづく感じた。裁判官を自分側に寄らせるには?と見ながら考えていた。(匿名)
posted by saiban at 17:59| Comment(0) | 裁判傍聴の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする