2013年12月12日

12月の定例傍聴・総会(運営委員会)・忘年会の報告・臨時運営委員会のお知らせ

 12月の定例傍聴は。
 12月11日 水曜日 12時30分 弁護士会館集合
で弁護士会館隣の東京地方裁判所で刑事事件の傍聴を
しました。
 普段弁護士会館5階の部屋で行うのですが、当日は12
月ということから部屋が取れず。10階の第二東京弁護士
会の部屋での集合となったため、一旦5階に行かれた方が、
2〜3名ほど。
 内、10階に来るのに間に合わず、地裁への移動の途中
に合流した方が1名いました。

 傍聴した事件は2つ。刑事第17部710号法廷での
 傷害事件の判決言い渡しの公判
 覚せい剤取締法違反事件の公判でした。
 傷害事件は、道で大声で騒いでいた被告人を注意した被
害者に対し被害者の方が酔っていたため被告人に対し不穏
当な発言、挑発する行動を取り結果被告人が被害者の顔面
を殴打し被害者を路上に転倒させ意識不明の状態にさせて
しまったものでした。
 被告人が少年時代に起こした事件で判決は懲役1年6月
執行猶予4年(保護観察付)でした。

 覚せい剤取締法違反事件は、とある店から出てきた他人
から錠剤を違法薬物ではないと思い購入した物の、使用時
には違法薬物が含まれる可能性があると思いながらも服用
した事件でした。
 被告人は検察官主張の公訴事実を認めています。
 被告人は同種事案の犯歴が4〜5回あり服役もしている
方でしたが、一番最後の事案は25年くらい前の物でした。
 服役後は土木関連の仕事をし、情状証人として10年く
らい被告人に発注をしている土木工事の発注会社の代表者
が証言しました。
 その後被告人質問にうつり、弁護側から違法薬物である
可能性を認識していながら服用していたことについて一応
被告人は認めたものの、検察官からの反対尋問で捜査段階
の警察官との調書で一旦は否認し、その後も否認し続け、
最終的には認めていることから、それらのことについて質
問を受け、色々やり取りがあったものの、最終的には被告
人としては違法成分が含まれていないものとして服用して
いると受け取れるような回答をしました。

 その後、弁護側があわてて被告人と打ち合わせをしたい
とのことで10分間の休廷となりました。

 休廷中は傍聴人は一旦退廷することになったので、被告
人と弁護人の打ち合わせ内容は想像ですが、もし、違法成
分が含まれていないものとして服用していると被告人が主
張している場合、否認事件となりそもそものところから争
うことになるので、服用時には違法成分が含まれていると
の可能性を認識していたと被告人に改めて尋問することの
打ち合わせであったと思われます。

 再開後の弁護側からの再主尋問では購入時には違法薬物
であるとの認識では無かったが、使用時には違法薬物が含
まれる可能性が10%位あると思いながらも服用したとの
事を被告人が述べました。

 最後に裁判官から質問があり、被告人がとある政治団体
を脱退したことについて裁判官が声を荒げながら厳しく被
告人を問い質す場面がありました。

 検察官の求刑は懲役2年6月、弁護側は執行猶予付き判
決を求めました。
 判決言い渡しは12月25日16時05分〜710号法廷で
公判があり、大熊一之裁判官は被告人に懲役2年6月、執行猶
予5年、保護観察付、訴訟費用を被告人の負担とする判決を言
い渡しました。
 判決理由で公判廷での被告人の供述からすると反省してるか
疑わしい部分もあるが、被告人に有利な情状として同居の家族
がいること、証人が被告人の更生に配慮するなどのことを挙げ
執行猶予付きの判決としたとの趣旨のことを述べました。
 また、判決言い渡し後に、被告人に対し5年は長いが最後の
チャンスだと思って欲しいとの趣旨の事を述べていました。

 傍聴終了後に予定していた事件の解説・質疑応答は、こ
ちらも部屋が取れず、四谷の東京中央法律事務所で行いま
した。

 総会(運営委員会)は、引き続き16時00分〜
東京中央法律事務所にて開催されました。
 予算決算の承認。運営委員の選出。来期の活動目標を決
めこの間取り組んできた定例傍聴のアンケートの集約につ
いて再び議論が交わされました。
 パワーポイントを使用した視覚に訴えかつ、中立的な集
約となったので、どこに提出するかなど議論になったので
すが提出するにあたり再度集約の方法を考え直したりする
必要があるとのことで急遽12月27日16時から臨時の
運営委員会を開くことが決まりました。


 総会終了後は忘年会が開かれました。  


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臨時運営委員会のお知らせ

 この間の定例傍聴でのアンケートの集約作業をするために
臨時の運営委員会を行います。
 ご回答頂いたアンケートの内容は、非常に貴重なもので、
更に集約されたものは、出版に値するような視覚に訴える見
栄えの良いものになっていて、それに伴い作業は4〜5時間
の内容の濃いものになりますが、ご都合のつく方は、途中か
らでもあるいは途中まででも参加出来ますので運営委員以外
の方、会員以外の方もお気軽にご参加願います。

日時:12月27日 金曜日 16時〜 予定
場所:未定

詳細は広報部 リライアンス法律事務所・石川雅敏
TEL03−5979−9111
までご連絡をお願いします。


posted by saiban at 08:10| Comment(0) | イベントのお知らせ&報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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